2014年03月01日

Binrui

BinRuiB.jpgリアル系作例

BinRuiE.jpg
カトゥーン系作例

3年生課題「Binrui」


例年、3年生は「人間」を制作していますが、結果の格差が大きく授業課題として問題があるように感じています。そこで課題を見直しました。この課題に至った経緯は授業の中でお話しします。

タイトルは「Binrui (瓶類)」です。


ビンやボトルは、私たちの暮らしの中にたくさん存在しています。一般的には、液体や粉や粒状の物質を収納するための容器です。まず、これを「胴体」に見立てます。そして、瓶の口からは「頭部」が出ています。(場合によって、瓶の口にキャップとしてかぶさっていても構いません。)「手」は「見えない腕」の先端、手首から先だけが空中に浮かんでいます。下半身も「見えない足」の先端の靴だけで表現します。基本的な構成要素は、これだけです。人間の全身をまともに制作するよりは、はるかに簡単なはずです。ただし、デザインをしっかりしなくてはなりません。デザインの起点は瓶の種類です。

例えば、ウイスキーの瓶であれば、強いお酒ですから、一般的に大人の男のイメージです。実際に、瓶のデザインも重厚なものが多いように思います。化粧品の瓶は、やはり女性のイメージです。タバスコだったらどうでしょう?ミルクやヨーグルト、あるいは、シャンプーやビタミン剤や薬品だったらどんなイメージですか?改めて考えてみると、瓶は内容物に応じてデザインされています。内容物とそれを利用する人のイメージは結びつけられそうです。つまり、皆さんは瓶を選択して、その瓶からイメージできるキャラクターをデザインします。手も、その人物に似合う手を制作します。靴もキャラクターのイメージを強固にするために役立ちます。作例では、省いてありますがラベルも重要な要素です。髪型もそうですが、指輪などの装飾品も自由に加えて構いません。瓶のデザインを起点に可能な限り想像力を膨らませてデザインをしてください。


課題は以下の通りです。

■Binruiのフォーマットに従ったキャラクターを3体以上制作します。


■注意点

1:キャラクターの様式は自由です。リアル系でも、カトゥーン系でも構いません。

また、どのような組み合わせでも構いません(リアル系-中間-カトゥーン系など)

ただし、「アニメ系」は認めません。フェイシャルアニメーションの方法が異なる場合が多いためです。

つまり、眼球は、球体で制作します。


2:キャラクターデザインの段階において、フリーオブジェクトの使用を認可します。

ただし、最終的な提出物は、すべてを自力で制作したものとします。


3:人間の全身像をきちんと制作したい場合は、授業以外で自由に制作してください。

授業評価の対象とはしません。


4:第1回目の授業で、デザイン画の発表をします。

また、モチーフとなる瓶の実物をできる限る準備してください。


5:授業評価対象外ですが、芸工祭で一つのコンテンツとして発表します。

最低限、各自1体はアニメーションを制作していただきたいと思います。

2年次に学んだVFXの手法での制作を予定しています。


6:授業では、頭部と手のモデリングとテクスチャリングを取り上げます。

瓶と靴に関しては、これまでの授業で対応可能なはずなので、授業外で準備を進めてください。


詳細、追加情報は追って行います。履修予定の皆さんは、早速「瓶」「ボトル」を選択し、デザインを検討してください。質問を受け付けますので、メールなどでお願いします。


BinRuiC.jpg
リアル系拡大

BinRuiF.jpg

カトゥーン系拡大


*作例は、ZBrushによるスケッチですが、課題の最終形としては、Softimage,MAYA上でのセットアップ済みデータを要求します。


posted by hrys at 01:43| 課題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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